エトピリカの blog

日々のつれづれや、実験してみたことについて書いています。

華麗なるギャツビーを見ました。

こんにちは。

映画「華麗なるギャツビー」をネトフリで見ました。大昔、ジェニーちゃん(人形)の服を作るのにはまってて、その雑誌の映画特集に載っていたんです。色々な往年の名画の衣装を再現したものと、その作り方が。

たまたまネトフリにあったので見てみました。これって何回もリメイクされてるんですね。多分話のあらすじは変わらないはず。

私が見たのはディカプリオさんがギャツビーを演じているやつでした。彼の青い目が美しくて、吸い込まれそうでした。眼福、眼福。

ギャツビー氏はものすごくお金もちで、毎晩パーティーを開いているけど、デイジーと別れてとても寂しかったんでしょうね。ものすっごいギラギラに着飾った人たちが沢山パーティーに出ていて、きれいだけど出席したらとても疲れそうでした。

デイジーの行動に、見ててイライラしてしまいました。流されやすいというか、自我がないというか、はっきり気持ちを言わないで話を逸らすし、結局保身のためギャツビーを見捨てて葬式にも来ないし…。「女の子は綺麗で馬鹿なのが幸せなのよ」というセリフにすべてが凝縮しているような。この映画の時代、女性は男性の後ろにいて飾り物であるのが良し、という価値観だったんでしょうね。受け身で意見を持たない、庇護される者でいる、それが弱い立場の処世術なのかなぁ。私も弱いけど、そんな生き方絶対いやだなぁ。色白な彼女の金髪と、淡い色のドレスが似合っていて、きれいで儚い妖精のようでした。

主人公(というか語り部)のニックは傍観者というか、傍らで眺めている感じの人でした。穏やかで淡々としていて、きっと金持ちのガツガツ・ギラギラに疲れたギャツビーには、心を開ける数少ない友人だったんでしょうね。

セレブの華やかな生活にも、きっと悩みや不満が沢山あるんだろうな。庶民には想像するだけですが。

昔の「グレート・ギャツビー」も見たいなぁ。