エトピリカの blog

日々のつれづれや、実験してみたことについて書いています。

ネバーエンディングストーリー

昨日、子供のころに見た「ネバーエンディングストーリー」を見ました。急に見たくなった理由は、瞑想中に何度かファルコンのイメージが出てきたからです。

ファルコンが空を飛ぶシーン、何回見てもいいなぁ。子供の頃にブランコに乗りながら

「ファルコンに乗っているごっこ」をして遊んだなぁ。大好きだったなぁ。

特撮も思ったより良くできていて、今どきのCGと比べてもそんなに残念じゃなかったです。走るカタツムリ、今見ても衝撃的で斬新でした。ファルコンは色んな人のイメージソースになっていそう。ラノベ「フォーチュンクエスト」のしろちゃんなんか、もろ似てますよね。ふわふわでお目目ぱっちりで。自分の中のイメージを、こんな豊かに表現できるなんて、映画監督ってすばらしい。

 

昔見たときは小さかったので分からなかったけど、この映画は死と再生の物語なんですね。

バスチアン少年がお母さんをなくして、いじめっ子にいじめられてて、ネバーエンディングストーリーを読むことでアトレーユとともに旅をして、憂いの沼や恐ろしいグモルクと出会い、女王を最後に助けて、自分の中にある希望と夢見る力、強さを思い出す、そんな話でした。ファンタージェンが消えてしまって、砂粒一つになったシーン、パンドラの箱を開けてしまった後に残った希望、の話を連想しました。

たった一粒でも、残っていればいつか再生できる。自分の中の再生する力を信じて、想像する力を大事にして。そんなメッセージを感じました。あとグモルクの「絶望した人間は扱いやすい」にドキッとしました。確かにー(-_-)

子どもの頃は、最後の方の話が分からなくて「??」と思って終わったけど、大人になって見返したらそんな風に思いました。

ちなみにミヒャエル・エンデの原作は、子供の頃に読んで長すぎて意味が分かりませんでした。多分今もわからないと思います…。